青木 恵美子

「 夏 色 」
夢の中を旅してるみたい!
ボクは、
カオスの車に乗って
ドライブしているみたい
だな!
「つつまれて」

「End of silence」 2011年 acrylic, pastel, oil on canvas 610×500mm

「End of silence」
 
このシリーズを
見ていると

若い頃、ユングの
『集合的無意識』や
宗教の”阿頼耶識”
の世界、
道元の”朕兆未萌
(ちんちょうみぼう)
の自己”の意味など



一生懸命考えた時を
思い出すなぁ!

さっぱりわからんかったが、
今にして思えば、皆、
同じ世界のことやな。


そこでや、

もしこの世界を
絵にしたら、
この作品群になるような気がして、
ちょっと感慨深いものがある。


「Innocent Blue 」アクリル・油彩・パステル・キャンバス 455×380mm  2020年
 
「Innocent Blue」
うわぁー
知らんことばっかりや!
勉強スルゾー
 「INFINITY Blue No6」
- ミショーじぃちゃんのひとり言 -
作品が変化するのはいいことじゃぁ!
でもな、
そこに必然性がないとアカンわな。


この青木さんの大きな変化は
”ナンダ・ナンダ・ナンダンネン”

彼女のブログに、
「肉体と感情の限界を超えたある種のカオス」
とある。

この<純粋無垢>をもう一人の
青木恵美子が客観視できる地置にたち、
ほぼ無意識状態にいる青木の
カオスを描き続けた。


色彩の神聖さは生命の響きに似て、
内的世界を大きく包んできた。
今、その彼女が一転。
カオスに飛び込んだ。
内から内を視る。


それはミクロの世界にみる
”増殖するカオスの花”だ。

休むことなくオール・オーバーに増殖し
エネルギーをためていく。

そのエネルギーが臨界点に達した時、
大爆発が起き、カオスを焼き尽くす。

再び静寂が訪れると、
”色彩の神聖”と”真の純粋”が
未生空間の扉を開けようとしている。
「ひそやかなお願い」アクリル・油彩・パステル・キャンバス、1120×1620mm、2010年
 「ひそやかなお願い」
じぃちゃんの妄想は
面白いネ。
お姉ちゃんに聞けば
すむことなのに(笑)
妄想が楽しいんじゃ!
これは芸術の肥やしに
なるんやぞ
いやいや、
ひょっとすれば
ひょっとするよ!
この話、
当らずも遠からず
かも?(笑)

じゃぁ〜
紹介してくださった加藤義夫先生に
感謝しないといけないねぇ。
こんなに皆んなを楽しく
さしてくれる作品なんだから!
___「INFINITY Red」
「2012年 ―沈黙の終わりに―展示風景」


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執筆者:com

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